政府の各省庁が集まっています。
ここはHM Treasury(Her Majesty's Treasury)
イギリス財務省。
Grade Ⅱの建物で1917年完成。
財務省は1940年より入居 |
元は国王の財産を管理するためだったので
Her Majesty's(女王陛下の)となっていますが、
現在は国家財政を担う官庁です。
うーん、ということはエリザベス女王が退位されたら
"His Treasury's"になるのでは。
ロンドンにある劇場、Her Majesty's Theatre
(ハー・マジェスティーズ・シアター)も
退位後はHis Majesty'sになるし。
忙しいです・・。
(Her Majesty's には「英国の」という意味もあります)
建物は大きいんですが、
公開されているところは少なかったです。
館内でもらった資料↓
1886年当時の写真、ビルが建つ前の町並み 手前がパーラメントスクエア(ウエストミンスター寺院や国会議事堂に囲まれた所) 右側の通り(Parliament St)を拡張しひとつの大きな建物を建てたと思います。 |
建物の第一セクションが完成したのが1908年 GOGGSとはGovernment Offices Great George Streetの略 |
(写真上)第二次世界大戦中、ここは政府の中枢機関で、内閣は地下にありました (写真下)セント・ジェームズ・パークに面したチャーチル元首相夫人の寝室 首相一家はダウニング・ストリートではなくここに住んでいたそうです |
なぜこの建物を内閣に選んだかというと、
ダウニング・ストリート(首相官邸)に近い上、
地下は強固なコンクリート造だったので
爆撃に耐え得るだろう、という理由があったから。
資料を見た後は中庭に出て、奥の円形広場へ。
その後は外!
え、もう?って感じで・・。
中庭 カフェも併設 |
ロンドンにこんなところがあるとは~! 珍しい円形広場 |
またもやパノラマ撮影 |
あっさり見学終了・・・20分くらいでした。
天気がよかったので次の場所、オックスフォードサーカスへは
レンタル自転車(通称ボリスバイク)で移動。
一日2ポンド(400円くらい)で一回30分間乗れるんです。
街のいたるところにこのような自転車用のドックがあります。
バスや地下鉄が高いからか、エコ志向だからか ロンドンの自転車人口は増加中! |
続けて乗りたい場合は追加で2ポンド課金されるので
一度、自転車を返却して5分後にまた借りればOK。
このシステムが導入されて5年、
今ではかなり街に浸透しています。
ロンドンの道がわかるならば
自転車で街を回るという方法も楽しめますよ。
ただし、日本と違いイギリスの自転車は車と同じ交通ルールを
守らなきゃいけませんので注意。
①車道を走る(もちろん逆走不可)
②一方通行も逆走不可
③左折、右折、止まるのハンドサインを出す
などあります。
ただし、身長が低いと
サドルを一番低くしても足が着きません。
少なくとも身長155cm以上の人向けなので要注意。(子供不可だし)
ロンドンに行かれる方はトライしてみませんか?
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