2018/06/19

ステンドグラスの効果

軒の柱を隠すため
既存の内倒し窓の室内側に
ステンドを取り付けました。

窓のガラスは型が入っていますが、
柱の影がばっちり見えます。


内倒し窓として使うことはないそうなので
ここをステンドグラスで塞ぐと・・


影がかなりぼやけました。
ステンドグラスは100年以上前のアンティークです。
元々は一回り小さいサイズ(水色のガラスのところまで)でしたが、
窓のサイズに合わせて四方に透明の型ガラスを加工しました。

今まで気になってた柱が視界に入らなくなり
きれいなステンドグラスが楽しめる窓にアップグレード!
もちろん、お客様も喜ばれていましたよ。(^^

イギリス、ロンドンにある築100年以上前の住宅・建物では
大きなステンドグラスがある階段吹き抜けや
庭に面した窓をよく見かけます。
それは、隣の建物と近かったり、
裏の見えてほしくないものが直接見えないように
ステンドグラスで装飾して上手く視界を遮りつつ、
光を採り入れるためでした。

下の写真はロンドンで撮った邸宅や公共の建物です。
小規模で歴史的な建物は撮影NGのところが多いので
撮影できたのは一般公開されている大きく豪華な建物ばかりです。
建築イベントの一環で入ることができました。


ウェストミンスター、イギリス最高裁判所の階段

同じく最高裁判所の2F
2Fまでの吹き抜けになっています

外にオリジナルのステンドグラスで内側は現代のサッシ
目の前はビッグベンです

メリルボーンの劇場
クリアガラスのみのステンドグラス窓
「スゴイ!」しか出てこない!!
見事なステンドグラスの吹き抜けの天窓
テンプル駅近く、米国出身の大富豪が建てた邸宅


最近の日本の戸建て住宅では、
小窓をたくさん設置したり、
細くて縦長の窓や上部に横長の窓を取り付けて
外から見えにくくしたり、
隣家と窓の位置が重ならないように
気を配っている家を多く見ますが
築年数が経っている家は大きな窓が多いので
ステンドグラスで遮る方法もありかと思います。

2018/06/09

アジサイのシーズンです

バラのシーズンが終わると
次の主役はアジサイです。

アントレの花壇に咲くアジサイも満開!
今年も白いアジサイが多くて全体の80%を占めます。
あとブルー系が15%、ピンク系が5%くらい。
ピンクは少ないから切り花にせずそのままにして、
ほかの色は全体のバランスを見て
花同士が重なってるところから切って花瓶へ。


アンティークのガラス花瓶に生けてみました。(^^
ちなみに茎を切ったらすぐ水につけましょう。
その後の持ちの長さが違います。

そして、ガクが色褪せてきたら吊るしてドライフラワーにします。
(みんなが花びらだと思ってる部分、実はガクなんです!)
ほんとは6月にするよりシーズンの終わりに
ドライフラワーにする方がいいようですが。

吊るしてるのはアイアンのキッチンハンギングラック。
こういう時に役に立つ~!


アジサイのシャンデリアみたいになってる。
風通しがいい場所なので順次出来上がってます。
ガクがチリチリにならないように裏技を試したので
うまくいくといいな~。