2020/01/26

和のアンティーク文机をメンテナンス

珍しい家具の修理依頼がありました。
100年ほど前に作られた和洋折衷の文机。
形も変わっていますが、
木目がなんとも珍しい!

表はケヤキで、
明るい色のところはケヤキの玉杢(たまもく)という
樹木のコブのようなところをスライスした時に出てくる模様で
当時も現在も高価な木材です。



天板の布がはがれています

メンテナンスではグラグラになった丁番修理、
天板の布を合皮に張り替えやその他微調整をして
最後に全体のクリーニングを行いました。

お客様に大変喜んでいただけたので私たちも嬉しかったです。(^^)


天板を開けたとき、ちょっと段差ができていたので角に古材を取り付けて調整


合皮レザーの周囲には細いケーシング材を張りました




2020/01/18

ころころ変わる天気、暖冬の福岡

今日の天気は降ったり止んだり、青空が見えたりと変な天気です。
今冬はまだ雪が降っていない福岡(九州)、
植物にもその影響が見えています。

今年もミモザは早く黄色くなり始めました。
去年よりも早く月末には咲くんじゃないかな。。



写真は撮っていませんが、
最近ムスカリとヒヤシンスとミニアガパンサスを育て始めました。
ヒヤシンスは去年も育てていましたが、
花後に球根を土から上げて保存した、まではよかったんですが、
11月にチューリップの球根と間違えて地中20cmくらいに植えてしまい!
多分、深すぎて芽は出てこれないだろうと思います。ごめんなさい。

どこに植えたのかも覚えてません。

アガパンサスは植える時期じゃないんですが、
先日ニュージーランドを旅行した際、
普通サイズのアガパンサスがハンギングバスケットで満開になってる
衝撃的な育て方を見て、日本でもできるのか実験です。
普通サイズは育てるのが怖いので(笑)
小型のストリームライン(開花して40cm)を植えました。
 
株をまとめて植えると開花率が上がるそうです
まずは周りになにも植えずこれだけ!
 


参考にした衝撃のハンギングバスケット↓
ちなみに現在夏のNZ、この花は雑草のごとく至る所に咲いています。
福岡市では中央分離帯の植え込みに咲いているのを見かけるので
気候や病害に強いんだと思います。



一方、工房の方ではオーダーのステンドグラス製作中。


それぞれ5種類のガラスをランダムに並べています。
キャンディーみたいでおいしそう!




2020/01/11

幸せを運ぶ!新年はフランスの焼き菓子で

2020年がスタートして11日目!
少し遅れましたが,明けましておめでとうございます。
今年はアントレがオープンして30周年という節目の年を迎えました!!!

毎年、紅茶の先生をしている友人に
クリスマスプディングをオーダーしていたんですが、
年末はいろいろと忙しかったので
今回はフランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」
を頼みました。
フランス語で書くとGalette des rois(王様のケーキ)。
このお菓子はフランスの新年には欠かせないもので
1月6日のカトリックのお祝い「公現祭」で食べられています。

飾り包丁は「生命力」を意味する太陽(渦巻模様)


住所の確認で宅急便が遅れてしまい、
1/6には食べられませんでしたが、
翌日おいしくいただきました。

お菓子の中には、一つだけフェーヴ(fève)と呼ばれる焼き物が1つ入っています。
フェーヴとはそら豆という意味です。
昔は焼き物の代わりにそら豆が使われていたそうですが、
今では様々な形の焼き物が入っています。
自分の分にフェーブが入っていた人は、その日の王様になります。

このお菓子には焼き物ではなくアーモンドを入れた、との事。
切った断面にちょうどアーモンドが見えたのでそれをいただきました~(笑)
でも、おすそわけした友人にも当たりが出て???
作った本人にメールで聞くと「2つ入りの方を間違えて送った」そうです。
友人にも幸運のおすそわけができてよかったです。(^^)



本日のレオ
しばらく外を観察していましたが、
カメラを向けると降りてしまいました。
アントレに来て丸1年経ちました。
相変わらずの甘えん坊&目立ちたがり屋です。




アーモンドを当てた友人が撮ってくれた写真では
おりこうさんのポーズ。
足元にあるのはイギリスから入荷したばかりの
Quail社の猫の陶器の花瓶です。
ちょっと似てますね。