2015/05/22

アンティークのフレーム×ボタニカルアート

以前にもボタニカルアートのことを
ブログで書いたのですが、
また書いてみました。

花の一番キレイな瞬間を描いてあって
とてもステキなんですよ~!

このボタニカルアートは1857年印刷。
イギリスはヴィクトリア時代、
産業革命後の大英帝国絶頂期。
日本だと江戸末期、幕末です。

アンティークのフレームに入れてみました。
フレームよりイラストの方が古いんですよ。


フレームのサイズはW49cm H21.5cm
価格は26,784円(イラスト4枚込)

今咲いてそうな花を選んでみました
イラスト左からジキタリス、ビーオーチス(蘭)、クレマチス・ヴィタルバ、ツルヘビイチゴ

イギリスで「野に咲く花」の本を見つけて
背表紙から1枚1枚丁寧に取り外し、
台紙に付けて販売しています。
季節によってイラストを入れ替えてみても
いいですよね。

イラストは各1枚のみ
100枚以上在庫あります
アンティークフレームはこちら・・
他にも、様々なサイズのものがあります。

フレームは20,000円~



2015/05/19

洋館めぐり -春の特別公開・旧松本邸(洋館)-


断然、洋館の方が広い!
外観はハーフティンバースタイルで
内装はアール・ヌーヴォーだそうです。
木の骨組みや窓の色は深いオリーブ色。
19世紀後半にイギリスで流行った色です。


玄関

玄関上はバルコニーになっています


外を歩いている人の視線が入らないためか
下段のガラスは型ガラス

入るとすでにミニコンサートが始まっていて、
2階へ行く階段は人垣で塞がっていました・・
仕方なく、コンサートが終わるまで1階をブラブラ。

写真撮影は全館OKだったので
自由にいろいろ撮りました。

壁紙は紙製ではなく布製!

もらったパンフレットには年間のイベントが書いてありました。
ウェディングやパーティでも貸切できるらしく、
音楽と食事、洋館でのランチ、日本館でのランチ&ディナー。
食事しながらゆっくりこの雰囲気を味わえるなんて!
いつか利用したいです。


貴賓室のボウウィンドウと高い天井、
カーテンポールがとても太いです
アントレにも1本こういうのがあります

インテリア、家具は全てアールヌーボー様式


ダイニングルーム

象嵌細工の石炭入れ(暖炉用)

奥は女性トイレ
レトロな型ガラスです

コンサートが終わったあと
こんなにたくさんの同じクィーンアンスタイルの椅子を見たのは初めてです

広間の暖炉
置時計は1797年フランス製

階段吹抜けには絵更紗のタペストリー「海の幸」
長崎平戸港の風景


吹き抜けにあるステンドグラス
和田三造作



2階は寝室や客室、和室がありました。
全体的な印象は決して派手なものではありませんが、
木材が太くて「いい材料」使っています。
当時の最高レベルで建てられたからこそ、
今でも見ることができるんですね。

中央の札には設計者、辰野金吾の名

各部屋は暖炉完備

家庭教師室の天井

天井にも細かな細工

サンルームの天井

サンルームの窓
下は換気のための手動式ルーバー

サンルームからの眺め
新緑が眩し~

暖炉の上にある飾り棚は和洋折衷、引戸付

手前が控室で奥が和室

大きく洋風な引戸

広間からベランダに出るガラス戸

ベランダのモザイクタイル

2階がサンルーム


最後はカフェで一息
春はツツジ、秋は紅葉が楽しめそうです。
興味ある方は応募してみてくださいね。

旧松本邸(西日本工業倶楽部)
北九州市戸畑区一枝1-4-33
http://www.nkc.or.jp

洋館めぐり -春の特別公開・旧松本邸(日本館)-


はっと思い出して
応募したら当たったので、
行ってきました。

福岡県北九州市戸畑区にある
明治の洋館、旧松本邸。
建物は国の重要文化財に指定されています。

春と秋の年2回のみ特別公開なんです。
何度もTVで観て気なっていたんですが、
あー、そういえば!応募忘れてた!
と今までタイミングが合わなかったのです。
今回はギリギリ思い出した、という訳で。

初めての応募で当たった・・
誰でも当たるもの?

公開されていたのは日本館(1909年上棟)と洋館(1910年上棟)
明治に石炭業で成功した松本健次郎が
自宅と迎賓館を兼ねて建てたものです。
その後、紡績、電機、製鋼、窯業など幅広く事業を展開。
大学を開校するなど、地元に貢献した人格者だったようです。

後にこの土地建物は西日本工業倶楽部へ譲渡され、
現在も倶楽部会館として利用されています。
メンテナンスが大変そう・・・

見学は奥の日本館からスタート!

この日は初夏を思わせるほどの暑さで
(ブログ掲載遅れましたが、4月26日です)
後半クラクラしました。

写真をとにかく撮り続けていましたので
ブログっていうか、アルバムです。

日本館と洋館は渡廊下でつながっています
玄関正面にはサクラ材のテーブル
彫刻は和柄
玄関横の部屋で
松本家及び、松本邸の説明VTRが流れていました。
これを見たあとで邸宅を歩くと
理解が深まります。

日本刺繍の衝立

大正時代に増築された2階へ

松本家の体重計!
腰掛けるのか立つのか・・?

正面玄関側
ガラスから見える景色はゆらゆらしています
古いガラスである証拠ですね

窓の桟の飾り
逆ハートみたい!

和館では抹茶サービスやお茶をたてるワークショップが
行われていました。
私は時間がなかったので残念ながらスルー。

では、洋館へ移動します。

2015/05/11

工房だより -花のマーブルステンドグラス-

多忙のため、気付けば4月があっという間に過ぎ去り、
もう初夏の様子です。
ブログ、お久しぶりです。

昨日、ステンドグラスの取り付けに行ってきました。
出来上がりがとてもステキだったので写真をたくさん撮りましたよ。(^^)

リビングと洋室(和室を洋室に変更)の袖壁に
ステンドグラスをはめ込んだパターン。
ステンドグラスはオリジナルのサイズのまま、
木枠は外して取り付けました。

ステンドグラスの販売はしていても、
取付作業はしない業者さんばかりだったそうで
ネットでいろいろ探してアントレを見つけられたそうです。
ありがとうございます!


施工前
(後ろに見えるのは引戸です)

額縁が効いています

施工会社に開口まで
壁紙を貼ってもらっていました


部屋内から見たところ

マーブルガラスの微妙な色がキレイに出ています

番外編で、本日のネコ店員、モコ。

店内をうろうろ(巡回)
最近「ボク中心に動いていない!」と気づいたらしく不満顔
「ねぇ、ちょっと!」と言わんばかりに前足をポン!と出してきました

きちんとカメラを向けるとそっぽ向く・・
後ろのガラスと同じ目の色だ~!