2015/10/11

オープン・ハウス・ロンドン 2015 ⑤Fitzrovia Chapel

長い修復作業を経て
今回初めて一般公開された
Fitzrovia Chapel(フィッツロヴィア・チャペル)
Grade Ⅱの建物です。

住所を頼りにチャペルを探したんですが
なかなか見つからなくて・・

入口を探してキョロキョロしてる人が多かった

以前はミドルセックス病院の付属チャペルで
現在は再開発で建てられたFizrovia Placeの中にあります。
ビルに囲まれていたからどこかわからなかったんです。

チャペルはウエストミンスター寺院や
隣の聖マーガレット教会、
ブリストル大聖堂の建築に関わった
ビクトリア時代の教会建築家、
ジョン・ラフブラ・ピアスンが1891年に設計し
息子フランクが1929年に完成させました。

再開発中のすごい写真!
 
ぽつんと建つ、とはこのことです
写真右側は壁だけ残してある~!
チャペルは病院関係者や患者、その家族たちが
静かに考えたり、祈ったりする場所でした
ゴシックスタイルのチャペル
人がいっぱい!

祭壇上のステンドグラスとゴールドの天井タイル

祭壇


修復費用は200万ポンド。
日本円で4億円です!
大理石は17種類も使っています。

天井ばかり見てしまいがちですが、
床の大理石モザイクの細工も素晴らしいです。





壁面の大理石も木目のような柄・・
ため息が出ます。

チャペルの幅はそんなにないんです

背後のオルガンギャラリー
正面のグリーンの石はアイリッシュ・ドッグという大理石


木目のような大理石
こんなの初めて見ました!

聖水盤

総大理石造り、といっても過言じゃないです

チャペル隣りはレストラン。
お客さんと目が合う・・

ガラス張りになっています
おしゃれなレストラン

チャペルは今後、室内楽、講話、
結婚式などで借りることができるそうです。


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