2014/10/18

オープン・ハウス・ロンドン 2014 ③ The Royal Society

2軒目と3軒目の間にはホースガーズ(王室騎兵隊が交代式を行う場所)と
私のお気に入りの公園、セントジェームズ・パークがあるんですが、
寄りたい気持ちをぐーっと我慢して通過。

奥にバッキンガム宮殿が見えますか?
あえて見えるようにデザインされたと思います

自転車に乗ってる人型トピアリー
St James's Park

バッキンガム宮殿正面にある通りThe Mallを巡回中の騎馬警官
車の渋滞知らずです

The Mall沿いにある
6-9 Carlton House Terrace
1829年完成。グレードⅠのローマ・クラシカルスタイルのテラスハウス。
建築家はジョン・ナッシュ(リージェンツパークやリージェントストリートを手がけました)
テラスハウスは大階段を挟んで1~9番と10~18番の2ブロックに分かれています。

6~9番のテラスハウスは、かつて
外国の事務所(一部はドイツ大使館)や住居として使われていました。
現在、The Royal Society 王立協会(世界最古の科学学会)が
1967年より入居しており(4軒全て、99年間のリースだそうです)、
現在に至るまで、何度も改装が行われています。
多分、室内は4軒つながっていると思いますが、不明です。

外観の写真を撮るのをすっかり忘れていて
室内しか撮っていません。

王立協会は1660年設立。
メンバー(フェロー) には名だたる著名人たちばかり。
玄関ホールのショーケースに
アイザック・ニュートンの遺髪とデスマスク等が
飾ってありました。。(1703年~1727年12代会長)
近年の会長はノーベル賞受賞者が多いようです。

玄関ホール、The Marble Hall
どこ見ても大理石!
イタリアの壮麗な宮殿スタイル

階段吹き抜けのステンドグラス
王立協会のモットー"Nullius in verba"(ラテン語)「何を聞いても確かめる」という意味
権威に頼らず実験や観測により事実を明らかにするという客観性を強調しています
ステンドグラスは協会設立300周年を記念して作られたもの


2Fへ上がると上品な水色&白の壁装飾
鏡があると広い空間にいるような感じがします

楕円の天窓
電気がない時代、外から光を採り入れるため

図書室のドア
どちらの面も素晴らしい細工です
カーペットが一部カットされオリジナルのフローリングが見えます

素晴らしい木工象嵌のドア
もうこれは芸術品!

こんなところで本を読むなら
窓際にソファー置いてゴロゴロしながら読みたい


YES or NO
シンプルな投票箱


天体観測用なのかな

放射計いろいろ(1875-1878年)
電磁波の放射電力を測定する機器

The President's staircase
この2日間のイベントを通して最も感動した天井

ティンバー材の天井に真珠貝がはめ込まれているんです!


大理石の階段と素晴らしい彫刻



さてと、次はここから1ブロック隣の建物。
行ってみよ~♪

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