昨日も行ったオックスフォード・サーカスへ。
年中人通りが絶えない交差点ですが、
朝は人も少なく、空気がきれいで爽やかです。
リージェント・ストリート(ピカデリー方面) この通りの不動産所有者はエリザベス女王だそうです テナント収入なんですね! |
歩いていると豪華で大きな建物発見。
The Langham(1865年完成) ロンドンで最も大きなホテルのひとつ イギリスで初めて油圧式エレベーターを取り入れたそうです。 |
5つ星のランガム・ホテル。
普通にふらっとは入れないですね。
入口に大きな観光バスが横付けされていて
大勢のアジア人団体客が乗り込んでいました。
お隣の国の人たちかなぁ。。
ホテルを通り過ぎ、さらに5分で着きました
Chandos House(チャンドス・ハウス)。
昨日行ったベルギー大使館から2ブロック北に位置します。
チャンドス・ハウスは新古典主義建築の建築家、
スコットランド人のロバート・アダムによる建築。
映画「ノッティングヒルの恋人」の1シーンが撮影された
ケンウッド・ハウスも彼によるものです。
チャンドス・ハウス(1771年完成) 正面はスコットランド産の石材を使用 宣伝のために使ったのかもしれません |
10時のオープンまでまだ時間があったので、入口で待つ。
と、すぐ中から職員の方が出てきて
中のレセプションでお待ちください、とのこと。
数分でレセプションも混んできたので、さらに隣の広い部屋へ通され、
ツアーが始まるまでの間に飲み物サービスがありました。
コーヒー、紅茶、ジュース等がずらりと準備してあって
なんだかホテルみたい~!
折角なので紅茶を注文。
こんなウェルカムドリンクみたいなことしてくれるなんて
嬉しい、いいですね~。(^^)
ツアーが始まる前に通された部屋 弓型の窓(ボウウィンドウ) 窓の柱は収納スペースになっています。取っ手見えますか? |
窓から外を覗くと・・
モダンな中庭 |
重厚なドア |
アダムは当時流行っていたイタリアのパラディオ様式と
自らのアイディアである古代ギリシャ・ローマ様式を融合させ
アダム様式を確立した人物。
高級住宅の設計と改装を請け負う事業で成功しました。
ロバート・アダムはインテリアデザイナー、家具デザイナーでもありました ウェッジウッドのジャスパーウェアを彷彿とさせるデザイン |
実はこんなに立派な邸宅なのに、
なかなか買い手がつかず、
有名オークションに出しても売れなかったそうです。
高かったのかもしれませんね。
完成から3年後、やっと借り手が現れ
その人が3代目チャンドス公爵でした。
19世紀にはオーストリア・ハンガリーの大使館が借りていました。
現在はロイヤル・ソサエティ・オブ・メディシン(王立医学協会)の所有です。
ツアーでは1Fと2Fのみ公開 上階は協会会員専用のホテルだそうです |
素敵な空間・・ 説明を聞くよりも、撮影に集中していました おじさんがこっち見てる |
会員のみですが、結婚披露宴の会場として借りることができます! プリンセス気分になりそうですね~♪ |
会議や各種パーティーでも借りれるそうです。(会員のみ)
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