今年で25年目を迎えました。
このイベント、
300年以上の歴史的建築物から
最先端の建築物まで様々な建物が一般公開されます。
しかも無料!!
このイベント、随分前から行きたかったんです・・
でも年に1回、2日間のみ開催なんです。
なかなかタイミング合わず、見送っていました。
でも!今年は年初めから決めてたんです。
絶対行くって。。。
自分の足で歩いて見たものを
みなさんにお伝えしたい!
という気持ちもありました。
初めて行くので、体力的に
2日間で何軒行けるのかわからなかったけど、
イベントの小冊子を事前購入し
何度も目を通し、リストアップ。
日本にも送ってもらえます リストに乗っている建物は数百軒 見てるだけでウキウキする本 |
リストアップのポイントは
①通常は一般公開していない建物 (政府系か王立協会系)
②グレードⅠかグレードⅡの建物(日本で言う文化財のようなランク)
③とにかく古い建物(モダンなリノベーションがされておらず、オリジナルを保存している)
④交通アクセスが良い(駅近、もしくは地理的に見つけやすいところ)
⑤並ばなくても入れそうなところ(自分の勘で)
⑥なんか面白そうなところ
そんな条件でざっと挙げると、23箇所も出ました・・。
事前予約が必要な建物もありましたが、
予約時間が守れるかどうかわからなかかったため
そういう建物はリストから除外。
ネットで首相官邸の見学も応募できたので、
ダメ元で応募したんですけど
やっぱり、当選のお知らせは来ませんでした。
そんなこんなで、
初日は時間にゆとりを持って出発。
地下鉄でウェストミンスターへ。
記念すべき1軒目は
Royal Institution of Chartered Surveyors (RICS) 1868年設立。
土地、不動産、建築に関するコンサルを行っている
国際的に権威のある職業専門家団体。
建物はGradeⅡです。
ライオンの横顔がロゴ フランコ-フレミッシュスタイル(切妻造りのビクトリアン1899年) |
迷わず着きましたが、開館時間まで30分以上ある。
入口から中を覗いていたら職員の方が出てきて
「まだ早いですよ。近くでコーヒーでも飲んできたらどうですか?」
って言われちゃいました。
でも、お腹いっぱいだったので
とりあえず、前の広場で待つことに。
道を行き交う人はほぼ外国人観光客。
みんな朝から活動的です!
ここは見所の多い観光スポットだから
朝イチの観光スタートにはいいかもしれません。
でも、私はそういう「観光スポット巡り」は全てカットして
今回はオープンハウスに集中~!
時間に余裕あっても
エネルギーを保つため、
無駄な動きをせずじっと待つ・・。
聞いた話によると、最近の調べでは
ロンドンが世界一観光客が多い都市に選ばれたそうですね。
私は断トツでパリだと思っていました。
もしかしたらロンドン(特に中心地)は治安がいいから?
私たち、どこ歩いてもCCTVという監視カメラに映ってるし。
入口ドア 高い位置にガラスを入れてある。長身の人だけ覗けますね そしてセンターノブ(日本ではあまり見かけません) |
イベント開始は10AM。
時間になるとドアが開いて、並んでいた数人が中へ入りました。
最初に来た人、10人ほどでグループを作って
このイベントの手伝いのためにエジンバラから来たという
職員の方が案内してくれました。
入ってすぐ、私の目に飛び込んできたのは
大きなアンティークのステンドグラス窓!
しかも結構な枚数です。
交互にデザインを少し変えて配置してあって、もう「素晴らしい!」の一言。
型ガラスのパターンも現代にはないものばかり。
写真がNGだったのでとても残念です。
この感動を伝えられないとは・・・
ほんとにスミマセン。
このエリア、ビクトリアロード(ビクトリア駅からウェストミンスター間)は
第二次世界大戦で大きな被害を受けたそうですが、
ここはビクトリア時代に建てられて生き残った唯一の建物だそうです。
図書館、会議室、広間など案内してもらい、最後は屋上テラスへ。
屋外は写真OKでした。
でも天気がイマイチ、どんより曇り~!
左はThe Treasury building、国家財政委員会。 日本でいう財務省。1912年完成 奥にロンドン・アイが見えて、右手はエリザベスタワー(ビッグ・ベン)1858年完成 |
右を向けばウェストミンスター寺院(ダイアナ妃の葬儀が執り行われたところ) 教会のステンドグラスも素晴らしいですよね |
広場の向こう側にウェストミンスター宮殿
(英国議会が議事堂として使用)があります。
議会が開かれている時、建築許可が降りたら
すぐにオフィスに戻って動けるようにするためだった
と説明していました。
30分ほどでツアーは終了。
次は隣の隣にある政府系の建物です!
(次回へ続く)
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