2018/12/07

ウィリアム・モリスと英国の壁紙展 -久留米市美術館-

現在、久留米市美術館にて開催中の
「サンダーソンアーカイブ ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」へ行ってきました。
今夏から群馬、大阪、福岡、名古屋、横浜、広島を巡回中。
福岡では久留米市美術館で12月27日まで開催。
この日を楽しみにしていました~(^^♪


チケット半券と出品リスト

ここでウィリアム・モリスのことを
詳しく書くと長くなるので割愛しますが、
ウィリアム・モリスは19世紀後半のイギリスで活躍した
デザイナー、詩人、思想家、工芸家です。多才!
イギリスのインテリアとは切っても切れない、
というか重要な存在で
いつまでも色褪せないそのテキスタイルは
現在でもインテリアや
ファッション等にも幅広く使用されています。

若い頃、私はモリスに全く興味がなかったのですが、
その後、仕事でイギリスのインテリアに携わるようになり、
その緻密なデザインや色彩に徐々に魅了されていきました。

この日は平日ということもあり、入館者は年配の方が多く
そのほとんどは女性でした。


エントランスにはピンパーネル柄の巨大パネルが展示

ピンパーネル(1876年)

会場内では「壁紙」が一般の家庭に普及した説明文や
額縁に飾られたオリジナルの壁紙が数多く展示されていました。
モリス社だけではなく、その前後期に活躍した他メーカーの壁紙や
日本からイギリスに輸入された金唐革紙も共に展示。
豪華な柄と見事な凹凸文様・・!!
端には”Made in Japan”の文字。
当時のヨーロッパでは超高級品で、
横浜に何社か製作工場があったそうです。

実際に使われていた版木もあり、
どの様な工程で壁紙が出来上がっていくのか
動画でも観ることができます。

充実した展示物を見終える頃にはほとんどの人が
ミュージアムショップでなんか買って帰りたい、
と思うんじゃないでしょうか。

ショップではポストカード、書籍をはじめ、
便箋、クリアファイル、小物等充実したアイテム数。
私はクリアファイルとポストカードを購入。
書籍も何冊かほしかったんですけど、
よく考えてから、と思いとどまりました。(笑)

ウィリアム・モリスがデザインしたものだけを選んで購入
お店のトイレのフレームに入れました

テキスタイルが好きな人は一見の価値あり!
オススメです。

サンダーソンアーカイブ ウィリアム・モリスと英国の壁紙展
久留米市美術館
https://www.ishibashi-bunka.jp/kcam/exhibition/20181117-2/

0 件のコメント:

コメントを投稿