「サンダーソンアーカイブ ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」へ行ってきました。
今夏から群馬、大阪、福岡、名古屋、横浜、広島を巡回中。
福岡では久留米市美術館で12月27日まで開催。
この日を楽しみにしていました~(^^♪
チケット半券と出品リスト |
ここでウィリアム・モリスのことを
詳しく書くと長くなるので割愛しますが、
デザイナー、詩人、思想家、工芸家です。多才!
イギリスのインテリアとは切っても切れない、
というか重要な存在で
いつまでも色褪せないそのテキスタイルは
現在でもインテリアや
ファッション等にも幅広く使用されています。
若い頃、私はモリスに全く興味がなかったのですが、
その後、仕事でイギリスのインテリアに携わるようになり、
その緻密なデザインや色彩に徐々に魅了されていきました。
この日は平日ということもあり、入館者は年配の方が多く
そのほとんどは女性でした。
エントランスにはピンパーネル柄の巨大パネルが展示 |
ピンパーネル(1876年) |
会場内では「壁紙」が一般の家庭に普及した説明文や
額縁に飾られたオリジナルの壁紙が数多く展示されていました。
モリス社だけではなく、その前後期に活躍した他メーカーの壁紙や
日本からイギリスに輸入された金唐革紙も共に展示。
豪華な柄と見事な凹凸文様・・!!
端には”Made in Japan”の文字。
当時のヨーロッパでは超高級品で、
横浜に何社か製作工場があったそうです。
実際に使われていた版木もあり、
どの様な工程で壁紙が出来上がっていくのか
動画でも観ることができます。
充実した展示物を見終える頃にはほとんどの人が
ミュージアムショップでなんか買って帰りたい、
と思うんじゃないでしょうか。
ショップではポストカード、書籍をはじめ、
便箋、クリアファイル、小物等充実したアイテム数。
私はクリアファイルとポストカードを購入。
書籍も何冊かほしかったんですけど、
よく考えてから、と思いとどまりました。(笑)
ウィリアム・モリスがデザインしたものだけを選んで購入 お店のトイレのフレームに入れました |
オススメです。
サンダーソンアーカイブ ウィリアム・モリスと英国の壁紙展
久留米市美術館
https://www.ishibashi-bunka.jp/kcam/exhibition/20181117-2/
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