観光都市としては知名度の低い街、
バーミンガム。
日本のガイドブックにはさらりとしか
載っていません。
このアストンホールについては
バーミンガム市のHPでしか情報がありませんでした。
ならば直接見に行ってみようと足をのばしたのです。
バーミンガム駅から電車で15分
アストン駅(無人駅)から徒歩10分
こんなところに貴族の邸宅があるの?
というような、さびれた住宅エリアにあります。
公園内に館があるといった感じ 日光浴してる人もちらほらいました |
1653年完成。建設に17年間もかかりました。
サー・トーマス・ホート、彼は一家が代々住んでいた家ではなく、
わざわざ小高い丘にこの館を建てて住んだそうです。
(資料を読むと、かなり欲深くプライドの高い人のようでした)
19世紀初頭まで代々受け継がれましたが、
その後所有者が次々と変わり、
現在はバーミンガム・ミュージアム・トラストが所有。
期間限定で一般公開しています。
ジャコビアン風の貴族の館 訪れた日は偶然イベントの日で入場料が半額♪ |
この館はバーミンガムにある貴重な建物のひとつ。
再開発プロジェクトの一環として再展示され、
壮大なロングギャラリーをはじめ、
17世紀~19世紀の高価なインテリアが見ものだそうです。
実際、リスティッド・ビルディングのGradeⅠに登録されています。
これは、日本で言う「重要文化財建造物」です。
壮大なロングギャラリーをはじめ、
17世紀~19世紀の高価なインテリアが見ものだそうです。
実際、リスティッド・ビルディングのGradeⅠに登録されています。
これは、日本で言う「重要文化財建造物」です。
その他のカテゴリーはGradeⅡ*とGradeⅢがあります。
(スコットランド、北アイルランドではそれぞれ独自の基準あり)
このリストに登録されている建物は
イングランドとウェールズ全体の建物の2%に過ぎません。
内訳はGradeⅠが2.5%、GradeⅡ*が5.5%、GradeⅢが92%なので
GradeⅠがいかに重要な建築物なのかわかります。
そして、もし建物がリステッドビルディングの登録対象になっていると・・・
(スコットランド、北アイルランドではそれぞれ独自の基準あり)
このリストに登録されている建物は
イングランドとウェールズ全体の建物の2%に過ぎません。
内訳はGradeⅠが2.5%、GradeⅡ*が5.5%、GradeⅢが92%なので
GradeⅠがいかに重要な建築物なのかわかります。
そして、もし建物がリステッドビルディングの登録対象になっていると・・・
役所の許可なしに改築や取り壊しができませ~ん!
ちょっとガラスが割れたって、です。
日本でも同じように規制がありますよね。
私の知人が購入した家(築300年)がGradeⅡで、
改装に予想以上の時間とお金がかかっていました。
きっと一度は購入したことを後悔したはずです。(^_^;)
ちょっとガラスが割れたって、です。
日本でも同じように規制がありますよね。
私の知人が購入した家(築300年)がGradeⅡで、
改装に予想以上の時間とお金がかかっていました。
きっと一度は購入したことを後悔したはずです。(^_^;)
エントランスがあるグレートホール こちらが聞く前に「フラッシュなしなら撮影OKだよ」って。やった! |
透かし彫りのパネルに大理石の階段 |
立派な親柱 |
ごついジャコビアン様式(17世紀初~中期)の家具が多いです 子供向けのイベントだったのでがい骨とか昔の実験道具などが置いてありました |
象嵌細工が美しいキャビネット |
ランダムに色が付いてるの、見えますか? |
シンプルなドアなんだけど なんか木目に惹かれる |
1660-1680年製のキャビネット(脚の部分は19世紀) ウォールナット、オーク、黒檀、象牙、べっ甲と鏡が使われています! |
ロングギャラリー 床の感じがとってもいいです |
見上げると見事な天井! |
ステンドグラスを通して差し込む陽 |
柱も普通のじゃなくて・・ |
1Fキッチン |
この日は天気が良くて暑い日でした・・眩し~ |
一般公開中はいろいろなイベントが催されています。
Aston Hall
一般公開は3月下旬~11月上旬